写真1:
下顎臼歯部にて小臼歯2本を喪失し広範な欠損領域があるため、インプラント治療を計画している患者のコーンビームCT診断
歯槽頂の水平および垂直的骨吸収とオトガイ孔の位置が原因で、インプラントの安全な埋入は第1小臼歯部だけでのみ可能である。理想とするインプラントのポジションと角度は、歯槽頂部で骨誘導再生法(GBR)の1回法が必要であり、オトガイ孔と下顎切歯枝までの距離を明示するボリュームレンダリング画像で診断することが可能である。
写真2:
コーンビームCT診断ではさらに第1大臼歯の根分岐部(写真A~C)、及び犬歯根尖部の遠心に位置する第1小臼歯の残根(写真D~F)をも明らかにする。