SIMROID

SIMROID シムロイド

開発の背景

社会のニーズ

従来行われてきた模型を用いた研修では、技術・技能の習得に力点が於かれており、「患者の負担や気持ちに配慮する」という研修は主流ではなかった。しかし、最近では、治療を受ける側の負担も考慮する事ができる研修が望まれている。


開発の目標

人体に酷似した外観と反応(表情・動き・会話)を備えたヒト型患者ロボット、及び多様な臨床研修プログラムから構成される対話型臨床実習教育シミュレーションシステムを開発する。更に、研修者の一連の実習行為を時系列に記録、再生、評価することにより、客観的なフィードバックが出来るので、基本的技能と共にコミュニケーション能力の向上を図る事が可能となり、患者中心の医療実現に貢献する事ができる。

GUIソフト画面

データ記録画面

データ再生画面

記録保存したデータを再生可能で注目点にマーキング可能(フィードバック時の注意点として付与することができる)

 

データ比較画面

2つの研修データを同一の画面で同時に再生可能、このことにより比較検証が可能

英語版対応画面

日本語及び英語を選択可能今後、他の言語バージョンアップ予定

シナリオ作成画面

シナリオとは施術に際して、術者(研修者)の発話とそれに対する患者ロボットの動作・発話などを記述した文章を指します。この文章の内容に従って、研修が行われます。

ボタンレイアウト編集

発声・動作コマンドを選択しボタンとして登録でき変更可能。ボタンレイアウトはファイルとして登録可能。

 

機能

・研修データのエクスポート
・使用言語:日本語・英語
・研修シナリオの編集・追加・削除機能
・発話・動作ボタンレイアウト編集

・2つの研修データの比較検証可能
・顎模型交換可能
・音声認識による自動応答(音声限定)
 

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