Case Example 1
症例名:耳硬化症
アブミ骨前脚付近の前庭窓前縁部 (fissulaante fenestram) を中心に生じた骨病変が脱灰様所見として認められる。アブミ骨上部構造に合わせたMPR画像を作成することにより、耳硬化性骨病変とアブミ骨との位置関係が明瞭に描出されている。
画像提供:河野耳鼻咽喉科 Ear Surgi Clinic 様
症例名:歯性上顎洞炎
左上顎第1大臼歯(根管処置・歯冠修復歯)の根尖病巣に起因する初期の歯性上顎洞炎を上顎洞底に認める。メタルアーチファクトが少ないコーンビームCTの高精細画像により、原因歯、歯周組織、上顎洞の関係が詳細に診断できる。
佐藤公則:現代の歯性上顎洞炎、九州大学出版会より
画像提供:佐藤クリニック 様
Case Example 2
写真1A:
初診時の臨床面
症例1:
インプラント治療後の上顎左側切歯部の審美的合併症について3次元診断を受ける女性患者(写真1A)
臨床状態は粘膜の後退だけでなく、インプラントクラウン部分の頬側粘膜の平坦化と変色を示す。患者はインプラント周囲の感染症を訴えた。
*印:鼻口蓋管
画像提供:Prof. em. Dr. Daniel Buser
Prof. Dr. Michael Bornstein
写真1B:
冠状断面像
写真1C:
軸位断面像
写真1D:
矢状断面像
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