ツインパワーテクノロジーが生み出すトルクは、ねばり強く、鋭い切れ味で、ソフトタッチの切削ができます。
3個以上の給気ノズル穴から噴出したエアーで上部の第1インペラー(18枚以上の羽根)を回転させ、その排気エアーを ディフューザー(第2固定ノズル)で制御させることで 下部の第2インペラー(16枚以上の羽根)を同時に回転させる新しい回転駆動方式です。
2段のインペラーとディフューザーにより、ねばりのある高トルクと適正回転速度が得られます。
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給気ノズル
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第1インペラー
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ディフューザー
(排気エアーを制御する第2固定ノズルの機能とアンチサックバックディフューザーの機能を有します) -
第2インペラー
ツインパワータービンは3本以上の給気ノズルから噴出したエアーが約40枚の羽根に回転力を与えるのが特徴です。
ローターが回転中、羽根の角度が変わっても、噴出エアーは常に複数の羽根を捉え、強力なパワーとコンスタントなトルクを生み出し、滑らかな切削を可能にします。
従来のタービンは1本の給気ノズルと8枚の羽根を備えてい ます。ローターが回転中、羽根の角度によっては噴出エアーが羽根を捉えきれず弱いパワーの位相が生じます。結果的に回転角度によるトルクの大きな変動が、パワーロスとなります。