高解像度、小照射野CT画像
FOV Φ40xH40の撮影では、ボクセルサイズ80µm、2.5LP/mm以上の高解像度CT撮影を実現しました。下の例では、125µm画像に比べ80µm画像の方が、アーチファクトが少なく、鮮明に描出しています。
Φ 40 x H 40 mm High resolution (80 µm)
High resolution (80 µm)
Standard resolution (125 µm**)
空間分解能*
* 空間分解能は、空間的にどの程度小さいものが見分けられるかを示します。一般的に空間周波数(ラインペア: LP/mm)で評価されます。これは1mmの空間に含まれる明暗を一組にした縞模様が何組識別できるかを指標とするもので、数値が高いほど
解像度が高いことを表します。MTF(Modulation Transfer Function)は、ラインペア解像度の客観的な評価方法のひとつで、
何ラインペアがどのくらいのコントラストで識別できるかを客観的に表すものです。一般的に、MTFが10%あれば目視での識別
が可能であるといわれています。空間分解能はボクセルサイズだけで決まるものではありません。
** Veraviewepocs 3Df シリーズ