10~80ppmの有効塩素濃度をもつpH値5.0~6.5の微酸性電解水です。低い有効塩素濃度で高い除菌効果を発揮します。 食品安全委員会による安全性評価にて、人の健康を損なう恐れのないことが確認され2002年に殺菌料として食品添加物に指定されました。
微酸性次亜塩素酸水による、これからの衛生管理
機能水は第一世代・第二世代を経て、より人や環境に優しく、
かつ除菌効果の高い微酸性次亜塩素酸水へと進化しました。
病院や介護施設など様々な場面で活用されています。
微酸性次亜塩素酸水の有効塩素特性
除菌効果は、pH値より有効塩素に影響されることがグラフで分かります。
微酸性次亜塩素酸水は水の中に含まれる有効塩素の存在比率が高く、
除菌力に優れています。
生体に優しく、金属を酸化させにくいpHレベル
中性に近いpH値5.0~6.5(原水により変化します)なので、一般的な強酸性水に比べ、
手指や粘膜に対する刺激が少なく、また金属類やその他の物質を酸化させる心配が少ないです。
①pHが低いと塩素ガス化し、除菌効果が不安定となり保存性も低下します。
②pHを微酸性の領域に保つことにより、次亜塩素酸の存在率を最大限に確保し低濃度で安定した除菌効果をもたらします。
③pHが高いと次亜塩素酸イオンとなり、次亜塩素酸と比べ除菌力が著しく低下します。除菌力を確保するためには濃度を高める必要があります。次亜塩素酸(HOCl)の除菌力と同等にするには、次亜塩素酸イオン(ClO-)の濃度を約80倍まで高める必要があります。
参考文献:「浄水の技術」丹保憲仁・小笠原紘一共著