耳鼻咽喉科は、耳、鼻、口腔咽頭、喉頭、気管食道、並び頭頸部領域と特有の領域に分化されています。診察、検査、診断、処置や手術には各領域に適した、専門的な検査・診断装置や、施術用装置が求められます。
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診察・診療
衛生管理がしやすい清潔感のあるユニット
患者さんを診察のベストポジションに位置づけできる電動患者椅子。
ユニットには、診察・診療に必要なオプション製品を配備し、効率的な診療環境を提供します。
診察で取得した画像データをリアルタイムでファイリング、検査結果の診断や画像診断、患者さんへのインフォームドコンセントに最適です。 -
画像診断・検査
CT撮影・画像診断
頭頸部の領域は、複雑な骨構造を有し多種の神経が交錯する領域です。 診断・手術には、今やCT画像は不可欠です。 高精細で低照射線量の頭部CT撮影装置は、先生や、患者さんのニーズにお応えする画像診断用の頭部CT撮影装置です。
聴力検査
病院からクリニックまで対応できる、豊富な検査項目を搭載し、オージオメータ・インピーダンスオージオメータをコンポーネントしたデザインで共有のディスプレイをパッケージングした装置は小スペースでの設置が可能です。
めまい平衡機能検査
検査の時間が長く、患者さんや先生の負担が大きかっためまい検査は、赤外線CCDカメラを内蔵したフレンツェルゴーグルで、眼球の眼振を映像記録し、スピーディーに検査が行なえます。
さらに、解析システムとの組み合わせにより、眼球運動と頭部回転運動を同時に取得、解析(VOR検査)が行なえます。 電極は一切不要なので、短時間での末梢性・中枢性めまいの判別が行なえます。
画像・データ ファイリングシステム
CTの画像データ、多種の聴力検査結果、めまい検査の結果、静止画・動画などの画像データなどはリアルタイムにファイリング、閲覧ができます。
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処置・手術
炭酸ガスレーザー
組織への浸透性が浅く、半導レーザーと比較して深部への影響が少ないのが特徴です。
鼻下甲介粘膜の焼灼、ポリープや腫瘍の蒸散など手術・処置に活用いただけます。
ネブライザーユニット
薬剤の吸入処置を受けていただく装置です。 患者さんの視点に立った、清潔感のあるデザインと機能で快適に処置を受けていただけます。
手術用顕微鏡
鼓膜切開術など、微細な領域での手術や処置に使用される手術用顕微鏡は、顕微鏡鏡体形状のコンパクト性も大切なファクターです。 カメラ付き、なしの2タイプがあり、カメラは後からの取り付けも可能です。
軟骨カッター
鼓室形成術にて、自生体軟骨を術中に必要な厚さで、かつ均一なスライス片を作成し、施術いただけます。
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インフォームドコンセント