Natural Operation Posture
術者の安定した姿勢と自由な動きを妨げない空間の確保
正確な指先のコントロールを行うには、バランスのとれた、安定した姿勢が重要な要素です。術者の膝上や足先に十分なスペースがあり、自由な動きを妨げる物は一切ありません。
チューブの重みを軽減するU字型カーブ
ハンドピースのチューブを、患者さんの肩口から出し、U字型カーブを描く形状にすることで、チューブ自体の重さを軽減し、指先へのストレスを少なくします。
前腕の自然な動きでピックアップできるインスツルメントの配置
ハンドピースを、肘を動かさず前腕を自然に右下に動かした所に配置しています。ピックアップとリターンが、自然で一定した動きのなかで行え、握り替える必要がありません。
術者の自然な姿勢を保つ
ヘッドレストには、術者が移動しても口腔との距離を保てるように丸みをもたせています。患者さんの頭部を左右に45º動かす場合も、耳を圧迫せず不快感を与えません。
診療を効率化するキャビネットの配置
術者とアシスタントの円滑な連携作業が可能です。診療前の準備から診療後の後片付けまで、一連の作業が同じ場所で行えるため、余分な動きが少なくなり診療効率が向上します。
バキューム操作と口腔外作業が同じポジション
アシスタントは、口腔内補助作業と同じポジションのまま右に向きを変えるだけで、必要な器材の準備や、手渡しなどができるよう、口腔外作業のスペースも確保できます。