Root ZX3

Root ZX3 ルートZX3

根管長測定

気温や湿度などの環境変化、経年変化によって生じる測定値の誤差を自動で補正し、安定した測定精度を保つオートキャリブレーション機能を搭載。 
ドライでもウェットでも根管内の状態に影響されない高精度な測定で治療をサポートします。

快適な操作性

・大きく見やすい液晶ディスプレイ
・リアルタイムでなめらかに動く40段階のバー表示
・聞き取りやすいサウンド

高周波モジュールの追加

高周波モジュールを追加することでHFC(高周波通電)機能を実現。
歯髄の焼灼、根管内外の感染組織や汚染物質の焼灼が行え、
歯肉切除用のモードを選択することで、電気メスとしても使用可能です。
これまでの診療スタイルに取り入れやすい形で、治療の選択肢を広げます。

プロモーションビデオ

HFC(High Frequency Conduction:高周波通電)

高周波通電により、チップ電極の先端部と接触した部位を発熱させることで、
組織の焼灼・凝固・切開を行うことができます。
根管長測定機能によって根管内のチップ電極の位置を設定し、フットスイッチを踏むことで1秒間のHFCが行えます。
また、麻酔が難しい場合を想定した、小出力の分割通電モードも搭載しています。

2タイプのチップ電極を付属。どちらでも根管長測定、HFCが行えます。

チップ電極(ファイルタイプ)

チップ電極(エンドファイルタイプ)
マイクロスコープ利用時の術野確保に有効です。

Clinical Cases

HFC(High Frequency Conduction)の応用例

抜髄根管への応用

抜髄時にHFCを行うことで、歯髄の焼灼が行えます。焼灼によって歯髄は止血 ・ 凝固されます。

 

 

 

 

感染根管への応用

根管洗浄後にHFCを行うことで、根管内外の感染組織、汚染物質の焼灼が行えます。
焼灼後、人体の治癒作用により症状の改善が期待されます。

 

 

 

 

根管治療への幅広い応用

HFCは未穿通部の感染組織の焼灼や、
根管内の肉芽の焼灼に応用可能です。 
また、HFCで止血を行うことで、
より安定した根管長測定が行えます。

 

 

 

 

歯肉切除への応用

HFCは歯肉圧排時の歯肉切除や歯肉息肉
の切除にも応用可能です。 切除と同時に
止血されるため、よりスピーディに治療が
行えます。

 

 


チップ電極(メス用)No.1を使用